ＦＸ取引の証拠金とは？

FX取引では最初に証拠金をFX取引業者に預けることによって取引が開始されるものなんですね。

外貨預金や外貨MMFのように取引金額の全てを自己資金でまかなうのではなく、一種の担保のような資金をFX業者に預けて取引を行うことになります。
証拠金の額は、最低1万円、一般的には10万円くらいが相場となっています。

この証拠金に対してレバレッジをかけることで、預けた証拠金の10倍から最高200倍までの取引ができるんですよね。
レバレッジの倍率は業者によって異なりますが、最高レベルで見ると、10万円の証拠金に対して最高2000万円の取引が行えるるようですね。

この点がFXの魅力でもある訳ですが、FX初心者の場合はいきなり高いレバレッジをかけてしまうと、当然応分のリスクも負わねばならないですから、最初は10倍程度の低いレバレッジで練習してみて、FX取引の概要をつかむことから始めるのが得策といえそうです。

慣れて来て、FX初心者を卒業する頃になったらレバレッジの率を上げて行けば、より多くの額の取引ができるようになります。

なぜ、このような仕組みになっているのかというと、為替レートは一般的には変動率が小さいので、特にキャピタルゲイン（為替差益）で儲ける場合には相当数の資金がなければ、大きな儲けが出ないというのがその理由なんです。

相当数の資金を自己資金でまかなうとなれば、FXを始められる人はぐんと減ってしまうんですよね。
それで一種の信用取引きのような形で証拠金を預け、レバレッジをかけることによって、FX初心者に対する敷居を低くしているわけなんです。

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